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エリアを2つに分ける設定
![](https://www.belpia.com/wp-content/uploads/2019/03/ABR-basic.png)
OSPFではエリアを分けることで適切なNWを構成する事ができます。
※この記事でも軽く紹介しています。
今回はバックボーンエリアと標準エリアの2つに分けるという
最も基本的な設定と確認方法を紹介します。
設定方法のポイントは下記になります。
・OSPFのプロセスを起動する
・OSPFを動かすI/Fの指定
・ネットワークタイプの指定
・ABRの設定(R4)
【エリア0(バックボーンエリア)】
◆R1の設定
◆R2の設定
◆R3の設定
◆R4の設定(ABR)
【エリア1(標準エリア)】
◆R5の設定
◆R6の設定
◆R7の設定
ここまでの設定は特別なものは何もありません。
OSPF状態の確認
◆show ip protocols
![](https://www.belpia.com/wp-content/uploads/2019/03/ABR-sh-ip-pro2.gif)
It is an area border router(これはABRです)の部分に注目です。
◆show ip route
![](https://www.belpia.com/wp-content/uploads/2019/03/ABR-sh-ip-route.gif)
R1のルーティング情報を確認してみましょう。
[Oで表示されている情報]
172.16.1.0/24
172.16.2.0/24
172.16.3.0/24
172.16.4.0/24
⇒同一エリア内のルーティング情報
[O IAで表示されている情報]
172.16.5.0/24
172.16.6.0/24
172.16.7.0/24
172.16.8.0/24
⇒外部エリアのルーティング情報
他にも[O E1][O E2]などもあります。
まずは基本であるOとO IAの意味をしっかり理解しておきましょう。
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