[OSPFの勉強-11] フレームリレー(ポイントツーマルチポイント)環境でのOSPF設定

Contents

フレームリレーの設定

◆フレームリレーの全体図

フレームリレーの設定方法はこちらの記事をご参照ください。

フレームリレー環境でのOSPF設定(ポイントツーマルチポイント)


・ネットワークタイプをpoint-to-multipointで設定

(config-if)#ip ospf network point-to-multipoint

ハブ側、スポーク側でospfを動かしてネットワークタイプを
network point-to-multipointに設定するのみで
ネイバー、アジャセンシーを確立することができます。

DR/BDRの選出は行われず、手動でネイバーの設定をする必要はありません。

◆R1のOSPF設定(アニメーション)

◆R2のOSPF設定(アニメーション)

◆R3のOSPF設定(アニメーション)

◆R4のOSPF設定(アニメーション)

全てのルータで下記の設定を行ったのみです。
・OSPFプロセスの起動
・OSPFを動かすI/Fの指定
・OSPFのネットワークタイプをポイントツーマルチポイントに設定

OSPFの状態確認

◆R1のOSPFの状態(アニメーション)

show ip ospf neighbor
R1とその他のOSPFルータとの関係はポイントツーポイントの為、DR/BDRの選出は行われていません。

show ip ospf interface
Network Type POINT_TO_MULTIPOINTとなっていることが分かります。
Helloタイマは40秒、Deadタイマは120秒です。
R1とR2、R3、R4とネイバー及びアジャセンシーの関係を確立しています。

前回のNBMAでのOSPF設定と合わせて整理すれば簡単だと思います。

<<<前へ「フレームリレー(NBMA)環境でのOSPF設定」
>>>次へ「エリアを2つに分ける構成」

みんなのCisco TOPページへ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク